世界一ドラマチックな国、ナウルを現地調査&ゴミ拾い♪
昨日は、標高2850mの山でゴミ拾い。カラダがダルいので、症状を調べるとやっぱり軽い高山病にかかったようです…。日本から高山病予防薬のダイアモックスを処方してもらったので、今日から服薬します♪ これも人生初♪ 薬のありがたみを感じて、感謝で今日も生きます♪
それでは太平洋のナウル編♪
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ナウルという国に興味を持ったのは、この本を読んだからです♪ 1980年代は一人当たりGDPが世界一だった国が、国家破綻の寸前までいきます。そんなドラマチックな歴史を持っている国がナウル。
この国が、それだけ裕福だったのは、リン鉱石が採れたから。


アホウドリの糞が固まってできたものがリン鉱石。このリン鉱石が、肥料の材料として、世界中で需要があったため20世紀初頭から、リン鉱石で莫大な富を稼ぎ続けてきたとのこと。ドイツ、イギリス、オーストラリアが、この権益を1960年代まで享受していましたが、1968年にナウルは独立。それから、世界一、裕福な国になったとのこと。
ナウルをレンタカーで借りて回ると、そこらじゅうに、石柱が立っています。これは、リン鉱石の採掘跡。リン鉱石は、ほぼ取り尽くしてしまって、今では、最盛期の20分の1しか採れないそう。
リン鉱石を採掘するのも、ナウル人は働かずに、出稼ぎのインド人たちが担っていたそうです。土地を持っている彼らは、不労収入で、信じられないような裕福な暮らしをしていたそうです。
世界一の金持ちの国だから、家、車、持ち物、生活、すべてが豪華に。車は、日本のランドクルーザーを何台も持って、一周30分のナウルを、毎日やることがないので何周もして回ったり。車が故障をすると、そのまま、人にその車をプレゼントしたり・・・。お金があり余っているので、オーストラリアドル札で、お尻をふいたり(苦笑)。
働かないから、ブクブク太り、世界で一位、二位を争う肥満率の国に・・・。

リン鉱石で稼いだお金を、ナウル政府は海外の不動産投資をするものの、ことごとく失敗して、稼いだ富は消失・・・。そして、リン鉱石が採れなくなると、逆に世界中への借金の返済が重くのしかかり、日和見国家になっていったようです。
「債務をチャラにしてくれるなら、中国の言うことを聞く」みたいな(笑)。だから、政権によっては、台湾派になったり、中国派になったり、コロコロ変わるそう。
リン鉱石の採掘の墓場が、ナウルの国土を占めているので、海水浴場もない、農業もできない。観光産業も農業も工業もありません。

今では、オーストラリアに渡る不法難民を一時受け入れる「難民センター」をナウルが運営することで、オーストラリア政府から年間220億円、ナウルの歳入の実に61%を稼いでいます。
産業がない国は、頭を使って生き延びないといけない・・・。そんな好例かもしれません。
国家破綻寸前の時には、国家公務員の給料は一か月3万円! 大統領まで3万円だったそうですが、現在は、難民センターや漁業権などで、経済は回復しているそう。
国が小さいと、「国家の問題」が「自分の問題」になります。そして、大きな国家では複雑に見える問題も、小さければ小さいほど、当事者たちが見えてきて、「わかりやすい」。
私が理想とする、「まぁるい社会」はまさに、小さな小さな社会。ナウルや太平洋の島国を見て、「自分ゴト」と捉えられるくらいの小さな共同体のサイズが、やっぱり理想なのかもと改めて思いました♪

さて、ナウルでは、レンタカーを借りて回りました♪ トヨタのカローラフイールダー。オーストラリアが統治していたこともあって、右ハンドルなので、交通事故リスクが少ない♪

ナウルの島一周道路。一周30分。昔の金満ナウル国民にならって、何周もしようと思ったけど二周が限界(笑)。観光地は、ほぼないので、一日で目新しいところはなくなります。

日本の中古車がかわいい♪

ナウルの切手を買いに、郵便局にやって来ました♪

付箋が、2900円! 世界一高いかも!! 食べ物は、モノによっては安い、モノによっては衝撃のびっくり価格です。

ナウルの昔の切手を選んで購入♪ ところが、郵便局なのに、切手の在庫が全然ない(苦笑)。必要なら、ネットで見つけて買ってと言われました(苦笑)。

ナウルの郵便局員さんが、「日本のアニメが好き」というので、日本のアニメのシールをプレゼントしたら大喜び♪ 彼らもまた、国家人口の45%を占める国家公務員さんです。

ナウルのスーパーにやってきました♪ びっくりするのは、品ぞろえ。生鮮コーナーが極小です。農業ができないので、野菜や果物も輸入。トマトは一個400円くらいします。

生鮮コーナーはこれだけ。

残り98%は、ほぼほぼ加工食品。ナウル国民が太る理由の大きな一つです。

暑いので、アイスクリームを食べようと思ってやってきたら、アイスクリームが一つも売ってないアイス屋さん(笑)。

太平洋戦争中に、日本が4年だけ統治していたこともあります。

これがリン鉱石。莫大な富を生んだ、アホウドリの糞です。

博物館に行くと、日本軍の遺留品が展示されています。

100年ほど前は、こんな原始的な暮らしを送っていました。


歴代大統領。金満国だったので、汚職もすごかったみたい。それが、国家破綻寸前にまでなった理由の一つ。

独立後58年の間に、大統領がコロコロ変わっています。一番はやかったときには、任期が1日(苦笑)。国会議員19人によって大統領が決まるからなんだとか。

ナウル空港の道路沿いのゴミ。ナウルはゴミがいっぱいです。

大統領府もゴミ拾いしてきました♪

「キレイにしようよ」の看板がいたるところにあります。それだけ汚いってことです。
というのも、金満国だったので、母親世代が、家事をしたことがないそう。家政婦を雇っていたので、子供たちに掃除を教えることができない。その結果、掃除をしない人たちがたくさんいるんだとか。

国中(くにじゅう)、ゴミがいっぱいです・・・。

幼稚園の前もゴミだらけ。

たくさん拾ってきました♪


日本の砲台あとも、ゴミだらけ(苦笑)。

島の海岸線は、ほとんどこんな感じ。リン鉱石の採掘跡なので、美しいビーチがほぼありません。

トイレットペーパーが一つ、220円!

スイカが4分の1で3800円!

お米は10キロ2500円。そこまででもありません。

プリンターのインクが7500円!!!

コーラは200円。そこまでではありません。



ナウル一番のレストランで、マグロの刺身とホタテをいただきました♪ 漁業は、ナウルでもしているようです。
お客様は私以外ゼロ(笑)。ちなみに、ナウルで観光客らしき人は、私が二日間いた感じではゼロ。日本人もゼロ。純粋なナウル観光客がいかに少ないかがわかります。

ナウルで一番のオススメ観光スポットが、この池。


あまりに、ゴミがすごいので、ゴミ拾いしてきました♪ ナウル一番の観光地ですからね♪


夕食は中華レストランへ。ナウルもまた、中国の人たちが商店、レストランをたくさん経営しています。ナウル人たちは、働かなかったので、ナウル人たちはビジネスをしないで、かわりに中国の人たちがビジネスを伸ばしたということみたいです。

夕日の名所がここ。ゴミがたくさんあるので、ここでもゴミ拾い♪

すると、南スーダンの女性から、声をかけられました。医療器具の会社に勤めているようで、病院で働いているとのこと。自宅からジョギングして、このビーチまでやってきたそう。
「明日、私がナウルの病院を案内してあげる」と言われたけど、翌日早くにナウルを出るので、それはかなわず・・・。ナウルの病院、どんな感じか見てみたかったなあ。

ナウルで唯一の海水浴場。昼間は暑すぎて、人々は活動していません。夕方から活動するみたい。地元の人たちが楽しそうに海水浴をしています♪


私は、彼らが気持ちよく海水浴をできるように、ゴミ拾いをしてお手伝い♪

ドラマチックな国、ナウルを一日周遊で満喫させていただきました♪

海外でガソリンを入れるのも初体験♪ 1リットル300円近くします。


オレンジが一つ250円。貴重なビタミン源なので二つ買っていただきました♪ 美味しかった♪
ナウル観光は、丸一日いたら十分。かつて、難民収容センターに収容されたパキスタン人の難民か誰かが、四年間、ナウルに「閉じ込め」られて、精神病になってしまったとのこと・・・。絶海の孤島で暮らすと、外とつながらなくなるので、確かに「恐ろしい」と感じるのかもしれません・・・。
ナウルという国では、観光というよりも、いろいろと考えさせられました。こんなことも、旅行のだいご味ですね♪ このあとはキリバスへ向かいます♪
↓ NO GOMIHIROI, NO LIFE♪
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