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就活生必見!?「好きなことを仕事にしたい人の自己分析と企業選び」

こんにちは!プリマベーラ採用担当の本間です!!

どんな仕事が自分に合っているか。
就活中でなくとも考えることがあると思います。

「野球が好きだからスポーツ関連の仕事が向いているかも」

「人と話すのが好きだから営業職についてみようかな」

「昔からずっとゲームをしてきたしゲーム開発の会社に入りたい」

そんなことを思う人も多いのではないでしょうか。

「好きなことを仕事にしたい」

誰もが思うことだと思います。

ここで勘違いしやすいのが、
好き=得意と思ってしまうことです。

自分の好きな事が、そのまま自分の得意な事になっているというケースは必ずしも全員というわけではありません。
野球が好きだからといって、野球が上手ではない人もたくさんいます。

今回は就職活動中において良くありがちな、
「好きなことを仕事にしたい」という考えだけで、自分には向いていない仕事を選んでしまわないように、
具体的な例を交えながらストレスを感じることなく長く続け仕事の見つけるための自己分析の話をしていきます。

【好きで得意な事を仕事にしよう】

まずはじめに「好き」と「得意」を分けて考えていきます。

先に好きについての解説をします。

好きという感情には「好き」「嫌い」に分けられます。

好きと言うのは喜びを感じるかどうかです。
好きなことに関わっている時は「楽しい」「面白い」という喜びの感情が心に芽生えます。

逆に嫌いなことに関わっている時は「めんどくさい」「関わりたくない」というストレスの感情が芽生えます。

続いて得意についての解説です。

ここでいう得意は感情ではなくスキルの部分です。
得意の場合は「得意」と「苦手」に分けられます。

得意なことは、他の人より優れた結果を出すことが多く、苦を感じることは特にありません。
苦手なことは、他の人より劣った結果になることが多く、苦を感じることも多いです。

あくまで「好き」というのは心がどう感じるかであって、
「好き」を仕事にした場合、その仕事で結果を出せるかどうかは別の話しになってくるのです。

次に「得意」を仕事にした場合は、
仕事で結果を出すことはできるかもしれませんが、その仕事に「楽しさ」を感じないことが多いです。
もちろん仕事で結果を出すことで「楽しい」と感じることもあるでしょう。

ですが結果を出せば出すほど自分らしさを押し殺していくため本来の「喜び」という感情から離れストレスを感じてしまいます。

そのため「好き」なことを仕事にしても、「苦手」なことでは結果を出すこともできず、
昇進から遠ざかり結果として、安定した生活がままならずストレスを感じてしまいます。
ストレスのせいで「好き」なことが「嫌い」になってしまうということも…。

そして「得意」なことを仕事にしても、「嫌い」なことでは、
結果を出せても心の充実性は少なくストレスを貯めていってしまうのです。

つまり就活生のみなさんが仕事を選ぶ際には、
「好き」なことで、なおかつ「得意」なことを意識して自己分析をし、就職活動を行っていくことをオススメします。

【好きなことに関わることが良いわけではない】

次に好きなことを仕事にする際に、陥りやすい失敗を具体例共に話しを進めて行きます。

多くの人は好きなことを仕事に選ぼうとするとき、
好きなことに関わっている仕事であれば全部自分に向いていると錯覚してしまいます。

「好きなことに関わっている仕事」は必ずしも自分の「好きなこと」ではないのです。

どういうことなのか具体例を挙げていきます。

学生時代に漫画部で漫画を書いていたAさん。
漫画が大好きで出版社に就職しました。
Aさんは出版社で編集者として新人の漫画家の人の担当に付きサポートしていく仕事をしていました。
「好きな漫画に関われて、才能のある人を見つけ世間に送り出すのはなんてやりがいのある仕事なんだろう」と思っていました。
しかし、いくら仕事をしていても「楽しさ」を感じなかったのです。

大好きな漫画に関わった仕事をしているAさんですが、どうして「楽しさ」を感じなかったのか。

それはAさんが漫画のどんなところが「好き」だったかが関係します。

Aさんが漫画を好きだった理由は、
自分の書いた漫画を読んだ人が笑ってくれること、自分の考えたことが形として残せることでした。

Aさんが出版社での編集者としての仕事に「楽しさ」を感じなかったかというと
「自分の作品を世の中の人に見てもらって笑ってもらえること」「自分の考えを形にできること」ということができなかったからです。

つまり好きなことにかかわった仕事に就いたからといって、それが好きな仕事とは限らないのです。

【本当に「好きなこと」を知る方法】

それでは本当に好きな仕事を見つけるにはどうしたらいいかを解説していきます。

好きなことを仕事にする場合は、その好きなことが好きな理由を考えていくのです。

例として漫画で考えてみましょう。

漫画が好きと言ってもたくさんの理由があります。

読むのが好きな人もいれば、書くのが好きな人もいます。もちろん両方好きな人も。

もっと細かく分けると、
「おもしろい作品を読むのが好き」「漫画を読んで自分なりに世界観を考察するのが好き」
「絵を書くのが好き」「ストーリーを考えるのが好き」「非現実世界を味わえるのが好き」
など好きな理由は様々です。

ここで先ほどの例に出てきた漫画が好きなAさんにはどんな仕事が「好きな仕事」になっていたのかを考えてみましょう。

Aさんが漫画を好きな理由は、
「自分の作品を世の中の人に見てもらって笑ってもらえること」「自分の考えを形にできること」ということでした。

この二つの理由で考えられる、Aさんが「楽しい」と感じられる仕事を挙げていきます。

元々漫画を書くのが好きだったAさんなのでもちろん「漫画家」という仕事であれば「楽しさ」を感じられたかもしれません。
その他、「新聞記者」「ジャーナリスト」「芸術家」「ライター」「映画監督」
などなど「自分の作品を世の中の人に見てもらって笑ってもらえること」「自分の考えを形にできること」という部分で見た時に、
様々な仕事が挙げられます。

このように好きなことを好きな理由を考えていくと、本当に好きな仕事に近づいていきます。

自分が好きなことをまとめ、
なぜそれらを好きなのか理由を考え、それに基づいて仕事選びをすることで、
幸せを感じ充実ができるストレスのない仕事に就くことができます。

まとめ

好きなことを仕事にするにあたって、
好きなことを好きな理由を知ることが大事だというのはわかっていただけたでしょうか。

好きなことにかかわれるといって安易に仕事を選んでしまうと、
「仕事が楽しくない」「思うように仕事ができない」というストレスから早期離職ということもあります。

時間もお金もたくさん費やす「就職活動」
せっかく入社したのにすぐにやめてしまうのはもったいないですよね。

ストレスの感じにくい自分のに合った企業を選ぶための自己分析をし、
「楽しさ」と「やりがい」をもった社会人になりましょう。

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