たった1分のゴミ拾いで、「人の心を動かす」ゴミ拾いの魔力♪
福島県の新白河で、経営計画書作成合宿のお手伝いをしてきました。全国の経営者さんの作成した経営計画をチェックするというお仕事です♪
さて、その合宿の二日目。ホテルから白河市の飲食店に昼食にバスで50人ほどで向かいます。茅の器(かやのうつわ)という飲食店で昼食をとるのですが、50人が一度にはいるので入り口は大渋滞。靴を脱いで上がるので、余計です。
その短時間の1分、2分を、普通のみなさんは、行列に並びます。携帯をいじって、時間を有効活用している方ももちろんいます。私も、昔は「一瞬を大切にする男日本一」でしたから、待っている時間すら、従業員さんの日報を読んだり、忙しく仕事の返信をしたりしていたものです。
私は、その1分、2分を使って、茅の器さんのお店の道路のゴミ拾い(笑)この茅の器さんの社長さんのことも15年来、仲良くさせてもらっているので、余計にお役に立ちたくてゴミ拾い(笑)タバコの吸い殻、カップの珈琲の飲みかけのゴミを6個ほど拾いました。
目立たないようにゴミ拾いをしていたつもりですが、行列に並んでいる経営者さんが、何人か見ていて
「吉川さん、今、ゴミ拾ってましたよね?びっくりしました。」「本当に頭が下がります。」
「徹底していますね。すごい。」などなど、お声をいただきました(笑)
そして、昼食時は楽しく経営談義です。終わると、バスにもどるのですが、バスにもどるときも、隣のカラオケボックスの駐車場にあるゴミを6個ほど拾って、バスにもどりました。
セミナー主催会社の株式会社武蔵野の若い美人社員さんが、
「そのゴミ、いただきます」と言ってきてくれましたが、しらうおのように透き通った美しい御手(みて)を汚すのは、忍びないので、「大丈夫です」と言い張ってバスにもどりました。
ところが、珍しく、ゴミ袋が欠品中(笑)普段は、ポーチにあるのですが・・・。手にした吸い殻6個を握りしめながら、「困ったなあ」と思いながらも、私のポーチの中をのぞきこむと、ホテルからいただいた封筒がたまたま入っていました♪
この封筒をゴミ袋代わりにして、一件落着♪このホテルさんの封筒がどんなにありがたかったことか♪
多くの方は、それを「たまたま」と認識しますが、私はそれを「小さな奇跡」「小さなご褒美」と解釈します♪
自分の心が楽しくなるように解釈できたら、人生バラ色ですね♪
さて、たった1分の昼食入店待ち行列中のゴミ拾いですが、このたった1分の行為が、人の心を打つこともできる。
それが、ゴミ拾いの魔法の一つだと思います♪
たった1分の時間に6個のゴミ拾いをした行為に、人がそこに何を解釈して、どう感動したかはわかりません。
が、
「世のため人のために貢献するとは、こういうことだ」と感動する方もいるかもしれません。
「今の日本の社会にとって、本当に必要なヒトは、こういうヒトだ」と思う方もいるかもしれません。
「自分は口ばかりで、行動できてない。」と恥じるヒトもいるかもしれません。
「年商50億円近い経営者が、どこかの不届きな若者が落としたゴミを拾うことに、感銘を受けた」とビックリするヒトがいるかもしれません。
ゴミ拾いという行為は、人の心を動かす、そんな魔力があるのかもしれませんね♪
「存在で人を感化してしまう」、そんな魔法をゴミ拾いはかけてしまうのかも♪
No Gomihiroi, No Life♪I love myself♪